感染症を予防しましょう ②

≪≪次記事
前記事≫≫

〈感染症対策〉

感染症は感染源(ウイルス・細菌等)、感染経路(空気感染や飛沫感染などウイルスや細菌が体内に侵入する経路)、感受性宿主(抵抗力が落ちている等、感染しやすい状態にある)3つの要因が全て重なることで発症するため、これらの要素を断ち切ることが大切です。

1.【感染源対策】・整理整頓、掃除 ・消毒 ☆手洗いの後に消毒用エタノールを擦り込んだり、次亜塩素酸ナトリウム(市販の塩素系の消毒剤)を表記どおり薄めて、食器をつけ置いたり、テーブルをふき取ったりすると効果的です。

2.【感染経路対策】・手洗い ・うがい ・マスクの使用(正しい着用) ☆マスクはワイヤーが入っているものはその部分を上方にして、鼻の曲線に合わせて隙間がないようにし、下方はあごの下まで折り目を十分に広げます。

3.【感受性宿主対策】・予防接種 ☆インフルエンザなどの予防接種が有効とされるものについては本人だけでなく家族も受けることをお勧めします。多くの人が受けることでより高い効果が期待できます。また、この時期に接種するインフルエンザワクチンは、その年の春(およそ半年前)に流行する型(株)を予想して製造されるため、完全に予想が一致しないこともあります。しかし、ワクチンを接種することで、もし発病してもインフルエンザの症状が軽くなることも期待できますので積極的に受けましょう。また、ワクチン接種後、免疫ができるまでに約2週間かかります。なるべく12月下旬までに受けることをお勧めします。 ・免疫力をあげる ☆規則正しい生活をする、バランスのとれた食事、十分な睡眠をとるなどストレスをためないことが大切です。

~協会けんぽ福岡支部メールマガジン 第78号より


Post navigation

フタバ薬品株式会社