減塩生活のおいしい工夫 その壱 食材の工夫
おいしい減塩食のカギとなるのが食材です
旬の新鮮な素材を使う: 旬とは、その素材の旨味や香りがピークの時期。しかも新鮮であれば、旨味や香りは保たれたまま。これらを上手に活かせば、減塩してもおいし料理ができあがります。
減塩調味料を利用: 最近は、食材の持ち味やだしの旨味を活かした、おいしい減塩調味料が多く出回っています。ただし多量に使うと、結果的に多くの塩分を摂取してしまうことになるので気をつけて。
加工品や塩蔵品は控えめに: ほとんどの加工食品や塩蔵品には相当量の食塩が使われているので、利用はほどほどに。利用するときは減塩のものを選んだり、調理に使用する食塩を減らしましょう。
海藻や野菜をたっぷりと: 海藻や野菜はカリウムや食物繊維が豊富。カリウムには、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿中への排泄を促して血圧を下げる作用が。食物繊維もナトリウムを排泄します。※高血圧の治療中の方、腎臓病や心臓病のある方は生鮮野菜や海藻の摂取について医師に相談しましょう。
~classA 薬局の健康情報紙 ライフ 2018年5月号より