お酢に漬ける 昔から行われてきた酢漬けにはこんな効果が。
素材が長持ち:酢酸には強い殺菌・静菌作用があり、食中毒菌を死滅させたり、増殖を防いだりします。この働きを利用して生まれたのが酢漬けや酢締め、酢洗いなどの調理法です。痛みやすい材料を腐食から守り、長持ちさせることができます。
魚を漬ければ丸ごと食べられる:酢酸には食材に含まれるカルシウムを引き出す働きがあります。南蛮漬けや煮干の酢漬けのように、魚をお酢に漬けると骨まで柔らかくなり丸ごと食べられるので、カルシウムを効率よく摂り入れることができます。
※容器の選び方 お酢は酸性なので金属を溶かす性質があります。お酢を用いて調理する際は、ガラスやホーロー製の鍋や容器を使いましょう。
~classA 薬局の情報紙 ライフ 2018年6月号より