食事を楽しみながら噛む回数を増やすコツとは。
◎食べるとき
一口の量を少なくする
同じ量の料理でも、一口の量を自由にした場合と少なくした場合とでは、噛む回数、噛んでいる時間ともに、一口の量を少なくしたほうが多かったという研究結果が出ています。
飲み込んでから次の食べ物を
飲み込む前に次の食べ物を口に入れると、先に口にした食べ物を十分に咀嚼しないまま飲み込むことに。この食べ方だと早食いになり、噛む回数が減るだけでなく、肥満の原因にも。
飲み物で流し込まない
食事中にお茶などの飲み物を口にすると、口の中の食べ物は飲み物で流し込まれてしまうため、しっかり噛まなくなります。汁もの以外の水分は食後にとるようにしましょう。
「ながら食べ」をしない
テレビやスマートフォンなどを見ながら食事をすると、食べること以外に意識が向かい、気がつかないうちに次々と食べ物を口の中に入れてしまいがちになり、噛む回数が減ってしまいます。
~classA 薬局の健康情報紙 ライフ 2021年11月号より