お酒と仲良く

≪≪次記事
前記事≫≫

drink_takunomi_man自粛などで、お酒の飲み方が変わった方も多いのではないでしょうか?そこで、今回はお酒と仲良く付き合う目安をお伝えしたいと思います。

【自分のお酒の適量は?】

飲んだお酒は胃や腸で吸収され、血液に入り全身に巡ります。このうち脳に到達したアルコールが神経細胞に作用して酔った状態になります。

アルコール処理は、年齢・性別・体質で個人差があります。以下の指標を参考に、ご自身がどの程度飲むとどんな状態になるのか、知っておきましょう

1.爽快期:さわやかな気分になる、陽気になる、皮膚が赤くなる、判断力が少しにぶる

(ビール500ml1本、日本酒1合、焼酎0.5合)

2.ほろ酔い期:ほろ酔い気分、抑制がとれる、脈が速くなり暑く感じる

(ビール500ml2本、日本酒2合、焼酎1合)

3.酩酊期:声が大きくなる、怒りっぽくなる、立つとふらつき千鳥足になる、嘔気、嘔吐

(ビール500ml4本以上、日本酒4合以上、焼酎2合以上)

4.泥酔期:立てない、意識がはっきりしない、呂律がまわらない

(ビール500ml7本以上、日本酒7合以上、焼酎5合以上)

5.昏睡期:失禁する、揺り動かしても起きない、呼吸が浅くなる、命の危険

(ビール500ml10本、日本酒1升以上、焼酎ボトル1本以上)

beer_cup_binお酒と仲良く付き合うならば、晩酌は爽快期、休日前や飲み会はほろ酔い期までが目安でしょう。酩酊期以上になり聴力が落ちると、大きな声を出し、その際に飛沫を浴びせてしまうため、周りの人に迷惑をかけてしまいます。

また、酩酊期や泥酔期は、本人の体調も悪くなりますし、昏睡期は命の危険さえありますので、絶対に避けましょう。

ストレス解消やコミュニケーションの手段にもなる「お酒」ですが、付き合い方を間違えず、適量で末永く良いお付き合いをしていきたいですね。

参考文献:公益社団法人アルコール健康医学協会

~協会けんぽ福岡支部 メールマガジン 2021年12月31日発行より


Post navigation

フタバ薬品株式会社