日ごろの食欲不振や胃の不調は、歳のせい・・・。そんなことを思っていませんか?
こうした症状は、これまでは加齢によって胃の粘膜が薄くなることから現れるとかんがえられていました。
ところが最近は、これは歳をとったからではなく、ピロリ菌の仕業であることがわかってきました。
ピロリ菌は胃がんとのかかわりが強く、その除去は胃がん予防に有効といわれています。
つまり、ピロリ菌の除去が、胃のアンチエイジングに効果的ともいえます。
一方、胃液の逆流で胸焼けなどの不快な症状を発症するのが、逆流性食道炎です。
暴飲や暴食、早食い、飲酒、脂っこいものをよく食べるなど、胃酸が多く出る食生活を続けていることや、喫煙などが主な原因だといわれます。
そのほか肥満など体形が影響しているとも。
こうした原因をできるだけ取り除くことで、歳をとっても胃は健康に、若々しく保ちましょう。