肝臓は人間の身体のなかで最大の臓器です。
身体の栄養源を作り出す、大きな工場のような存在です。
その細胞の再生力がとても高く、老化しない臓器と言われています。
ただし、お酒を飲みすぎると、肝臓でのアルコールの分解が後回しになり、脂肪が肝臓にたまってしまいます。
これが脂肪肝です。
この状態でさらに大量の飲酒が続けられた場合、肝臓はアルコール性肝炎になり、やがて肝硬変になって、症状が進むと死に至る場合もあります。
予防には、アルコールを控えることが大事です。
その他、ウィルス性肝炎などでも肝硬変になり、肝がんになる可能性もあります。
とくにC型肝炎の場合が多いとか。
C型肝炎のウィルスは、血液を介して感染するため、若い人が不衛生なピアス処置などによって染されるケースも少なくありません。
この肝炎の場合は自覚症状がないため、知らない間に肝がんを発症することも。
そうなるまえに一度は肝炎ウィルス検査を。