つらい肩こりを何とかしたい!

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katakori_woman肩こりとは?

腕を上げたり、肩からぶら下がった腕を支えてる肩の周りの筋肉は、日頃から大きな負担がかかるために肩こりが起こりやすくなります。

肩こりの原因

運動不足、肩の使いすぎ、長時間同じ姿勢を続ける、悪い姿勢、なで肩や肥満、不適切な枕、ストレス、喫煙など。女性の方が肩こりを起こしやすいと言われています。これは女性の多くが筋肉量が少なく、筋力が弱いこと。なで肩の人が多いことや乳房の重みがあるからです。

肩のこりや痛みが現れる病気

ふつうの肩こりと思っていたら別の病気の症状だったということもあります。おかしいと思ったら、早めに医療機関を受診するなどの対策が大切です。

狭心症や心筋梗塞・・・心臓とは別の場所に、しこりや痛みなどを感じることがあります。特に、肩こりを突然感じて突然消える場合や、胸の締めつけを伴う場合は要注意です。

脳動脈瘤・・・脳の血管にできた瘤(こぶ)が周りの神経を圧迫し、頭痛や目の奥の違和感のほかに、肩こりが生じることがあります。

眼瞼下垂・・・高齢者に多く、視界を確保しようとまぶたを無理に開けようとしたり、首を反らしたりするために肩こりが起こりやすくなります。

肩こりの対処法~姿勢を改善しましょう~

猫背や胸だけ張る姿勢を改善しましょう。また、よい姿勢であっても座りっぱなしではなく、1時間に1回は立ち上がったり、簡単な体操をしましょう。

座るときの姿勢

shisei_isu_girl_bad パソコンを使うときは、目線を20~30度下に向けられるように、shisei_isu_girl_good椅子の高さやパソコンの画面の角度を調整しましょう。背筋を伸ばし、椅子の高さは膝と股関節が同じ高さになるのが目安です。椅子に座るときは少し浅めに座り、背もたれに寄りかからず骨盤を立てるようにしましょう。

shisei_woman_good ○立つときの姿勢

あごを少し引き、へその下に力を入れて骨盤を立てましょう。軽く肩甲骨を後ろに引き、胸を張り、頭のてっぺんが真上に引っ張られている感覚で、背筋を伸ばしましょう。膝を伸ばし、横から見ると、耳、肩、骨盤、膝、外くるぶしの中心が一直線になるように心がけましょう。

肩こりを楽にする体操のご紹介

片側の首から肩にかけての筋肉の上部を、反対側の手のひら全体で包み込むように(指先でわしづかみしない)つかみ肩を上げる。約3秒間保ち、元に戻す。反対側も同様に行う。

ポイント・・・呼吸を止めない。ゆっくりと行い、10~20回を1セットとし1日3セット行う。痛いときは行わず、気持ちの良い範囲でとどめる。

湯船につかるなど、身体を温めるようにしましょう。

~協会けんぽ 福岡支部メールマガジン 第93号より


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