〈望ましくない生活習慣が簡単に変えられないわけ〉
血管を健やかに保つための、望ましい生活習慣とは
○バランスのとれた食生活 ○適切な運動習慣 ○禁煙 ○禁酒または適量な飲酒
○ストレスをためない など
上記の内容を、しっかり取り組み、それを一生続けるということは簡単ではないと思う方も多いでしょう。なぜでしょうか。例えば
・時間がない ・料理を作る十分な時間がない ・運動がきらい
・たばこや酒をやめたくてもやめられない
・バランスのとれた、適切な量といっても具体的な内容がわからない
などが考えられます。
〈奥が深い 生活習慣改善〉
生活習慣はそのひとによって、生きてきた歴史や背景、体質、現在の生活状況などによって複雑に違ってきます。そのため、ひとりひとりに合った改善の優先順位や方法があります。協会けんぽでは、生活習慣予防健診受診後の個別保健指導(無料)を受けていただければ、具体的な解説と生活習慣改善のアドバイス等も行なっています。詳しくは協会けんぽにお問い合わせください。
〈エネルギーを取りすぎない(食べ過ぎない)コツ〉
今回は、エネルギーを取りすぎないコツについて提案します。
まずは、自分がどういうときに、どのようにしてエネルギーを取りすぎているかを考えてみましょう。
・夕方になると習慣で食べる(職場の机の中にいつもお菓子がある)
・昼食と夕食の間が長く空いて、遅い時間の夕食でおかわりをしてしまう
・暇になると手持無沙汰になって、何か食べてしまう など
行動パターンや何気ない「くせ」を見直してみましょう。
それでも、どうしても間食や食べ過ぎをやめることができない場合は
○「食べ過ぎない」を1日1回意識する
○夕食が遅くなる場合は、夕方に軽く食事をとって帰宅してからはサラダや汁物を中心とした軽い食事にする
○献立に、根菜類やキノコ類、海藻など低カロリーで腹持ちのよい食品を取り入れる
○間食は「くせ」であることを自覚して、食べたくなったら10秒待ってみる
○夕食後は早めに歯を磨くようにする
○大好きなお菓子や食事を食べると決めたら、その時は楽しんで食べる(後から後悔しない)
これからも様々な健康情報を掲載していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
~協会けんぽ 福岡支部メールマガジン 第101号より