”「健康のために水を飲もう」推進運動”を知っていますか?
「健康のために水を飲んで熱中症や脳梗塞などの健康障害から尊い人命を守る」ことを目標に厚生労働省が2007年から啓発活動を行っている運動です。
開始からすでに十数年も経っていますが、未だ水分がなかなかとれていない方が多くいらっしゃるようです。ご自身の水分摂取量は足りていますか?
生きていくために「水」は欠かすことのできないものですが、摂取量が不十分だと、健康障害を起こしてしまうこともあります。
私たちは普通に生活しているだけでも、1日に2.5Lもの水分が失われていると言われています。しかし、食事中の水分や体内でつくられる水の量は1.3Lのみ。意識してこまめに水分を摂らないと、1.2Lの不足が生じる計算になります。
水分を摂る量が少なかったり、大量に汗をかいたままにしておくと、体内の水分が大量に失われ血液がドロドロになり、血栓ができやすくなるため心臓に大きな負担がかかってしまいます。これらの予防には、こまめな水分補給が効果的です。
~のどの渇きは脱水が始まっている証拠です!~
渇きを感じてから水分を補給するのではなく、渇きを感じる前の補給が大切!
★正しい飲み方★ ポイントはのどが渇く前に!
水分が不足しやすい・・・1. 起床時・寝る前
2. スポーツの前・中・後
3. 入浴前・後
4. 飲酒中・後
このような場面では、特に気をつけて水分をとることが大切です。
体の脱水予防のため”「健康のために水を飲もう」推進運動”では「1日あとコップ2杯多く飲む」ことを勧めています。水分が不足しやすい時はもちろん、午前午後にあと1杯ずつなど、意識してみませんか?
※腎臓や心臓等の疾患を治療中などで、医師に水分の接種について制限されている場合は、医師の指示に従ってください。
参考文献:厚生労働省ホームページ「健康のために水を飲もう」推進運動より
~協会けんぽ福岡支部 メールマガジン 2022年7月31日発行より