春は、退職、会社内での異動やそれに伴う転勤、転居、そして子供の卒業、入学に向けて、公私ともに環境や生活、人間関係などが変化する季節です。このような生活の変化に季節の変わり目の不安定な気候が加わり、春になるとさまざまなストレスを感じることが多くなります。そこで今回は『3つのRで春のストレスをやわらげよう』について、お知らせします。
ストレスは、気がつかない間に蓄積していきます。心身が疲れきってしまってからでは、なかなか回復は難しいものです。「疲れた」「眠い」というのは「休め」のサインですし、楽しいことや気持ちのいいことは穏やかな気持ちにつながります。日頃から「ストレスの対処」はとても大切です。その対処法の「3つのR」をご紹介します。
●レスト(Rest):休息、休養、睡眠
オンとオフを切り替え、休息を早めにしっかり取ることが大切です。また、遅くとも夜12時前に眠ると眠りの質が良くなると言われています。就床時間に気を配り、質のよい睡眠を取るようこころがけましょう。
●レクリエーション(Recreation):運動、旅行のような趣味娯楽や気晴らし
適度な運動をすることや好きなことに打ち込むことは、ストレス解消に役立ちます。遊びは心の潤滑油で、遊びによって心や体からストレスが発散されやすくなります。自分が「楽しく遊んでいる」という実感を持てることがポイントです。
●リラックス(Relax):ストレッチ、音楽、入浴などのリラクゼーション
ぬるめのお湯での入浴は、疲れを癒し筋肉をゆるめる他、胃腸の働きも活発にするなど、消化を高める効果があります。また5~10分程度のストレッチで、筋肉ともに精神の緊張をときほぐし、心身をリラックスさせましょう。
引用:厚生労働省:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」
~協会けんぽ福岡支部 メールマガジン 2023年2月28日発行