シーンに合わせた日焼け止めの選び方
「SPF」はUV-B、「PA」はUV-Aを防ぐ効果を示します。一般的に効果が高くなるほど肌への負担も大きくなるので、状況に応じて使い分けを。肌荒れしやすい人には「ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)」のものがおすすめ。
日焼け止めの塗り方のコツ
・顔に使用する場合
➊クリーム状の日焼け止めならパール粒1個分、液状の日焼け止めなら1円玉1枚分を手のひらに取ります。
➋額、鼻の上、頬、あごに分けて置き、まんべんなくていねいに伸ばします。同じ量をもう一度➊から繰り返し塗り重ねます。
・腕や足など広範囲に使用する場合
容器から直接、直線を描くようにつけ、手のひらでらせんを描くようにムラなく伸ばします。
日焼け止めの塗り忘れに注意
耳の後ろや首筋、手の甲は日焼け止めを塗るのをつい忘れてしまいがち。こうした部位は意識して塗るようにしましょう。また、鼻の頭や額、頬、肩、背中の上部などは日焼けしやすいので、よりていねいに塗りましょう。
まめに塗り直すことを忘れずに
汗をかいたり水で濡れたり、あるいはタオルなどで肌を強くこすったりすると、日焼け止めが取れてしまいます。水分をよく拭き取ってから塗り直しましょう。戸外で長時間過ごすときは2~3時間おきに塗り直すようにしましょう。
~classA 薬局の健康情報紙 ライフ5月号より