「血糖値が高め」「実年齢より老けて見られる」「ちょっと転んだだけなのに骨折した」「髪の毛にツヤがなく、痛みやすくなった」。こうしたことに思い当たる人はひょっとしたら体内で”糖化”が進んでいるかも。糖化を防ぐことは老化防止につながると注目されています。
糖化は体の”黄ばみ”!?
糖化とは、糖質や脂質、アルコールが代謝され、アルデヒドとなり、それがたんぱく質と結びつくことをいいます。ケーキなどを焼いたときに茶色になるのも糖化です。体内ではたんぱく質の細胞が糖化により黄ばんでいきます。
糖化のキーワードは「AGEs」
アルデヒドとたんぱく質が結びつき、さまざまな反応を経て、最終的にできる物質が強い毒性をもつAGEs(糖化最終生成物)です。AGEsは体内で分解されにくく、また一度蓄積されるとなかなか排出されないという特性があります。
~classA 薬局の健康情報紙 ライフ6月号より