□ 特徴/糖質とはそもそもどんなものなの?
体内でブドウ糖に分解
糖質は最小単位の糖の数によって単糖類、多糖類に分類されます。これらの糖類の大半は消化吸収されたあと、最終的にブドウ糖に分解され、血液により各組織に運ばれます。
重要なエネルギー源
血液によって各組織に運ばれた糖質は、主にエネルギーとして利用され、特に脳の活動には欠かせません。同じようにエネルギー源となる脂質に比べると分解・吸収が早いのが特徴です。
炭水化物は糖質と食物繊維
炭水化物は人の消化酵素で消化される糖質と、難消化性の食物繊維から成ります。食物繊維はエネルギー源にならず、含まれる量も少ないため、炭水化物は糖質とほぼ同じと考えてよいでしょう。
多く含まれるのは 穀類や芋類、砂糖、果物など
糖質を多く含む食品の代表格が米や小麦などの穀類です。その加工品であるパンや麺類、ぎょうざの皮などの皮なども同様。芋類とその加工品である春雨などや、砂糖、果物にも多く含まれます。
~class A 薬局の健康情報紙 ライフ 2017年12月号より