3 血糖値の急激な上昇を抑制する
水溶性食物繊維は胃の中でゲル状になり、食事で一緒に摂った糖質を吸着し、胃から十二指腸へゆっくり移動。糖質の消化吸収速度が遅くなり、食後の急激な血糖値上昇が抑えられます。
4 コレステロールの吸収を穏やかにする
水溶性食物繊維はコレステロールや、コレステロールを原料として作られる肝汁酸を吸着し、小腸からの吸収を抑制。血中コレステロールを減少させるので、動脈硬化の予防も期待できます。
5 腸内環境を整える
不溶性食物繊維は便の量や回数を増加させるので、大腸は有害物質の影響を受けにくくなります。水溶性食物繊維は腸内細菌の働きにより発酵し、乳酸菌などの善玉菌を増やして腸内環境を整えます。
~classA 薬局の健康情報紙 ライフ 2019年1月号より