びわは、その果実の形が楽器の琵琶(びわ)に似ていることから名付けられました。果実はクエン酸やリンゴ酸などの有機酸を多く含み、カロチン(ビタミンA)に富んでいて、カロチンの含有率はピーマンやトマトを上回ります。葉は古くから民間療法に用いられてきました。ビタミンC、ビタミンB、ポリフェノール、サポニンなどを多く含むため、動脈硬化、高血圧予防、疲労回復によいといわれています。乾燥させた葉を煎じて飲むびわの葉茶は、咳止め、食あたり、利尿などに効能があるとのことです。
枇杷(びわ)
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