肝臓の健康を守るためには、肝臓を労ってあげることも大切です。肝臓は、『体の中の化学工場』とも呼ばれ、糖質・脂質・たんぱく質の代謝やアルコール・薬の分解などたくさんの役割があり、毎日休みなく働いています。肝臓の働きを助ける栄養素や肝臓を元気に長持ちさせるための食材をご紹介します。
《良質なたんぱく質》
ダメージをうけた肝臓を修復します。肉(赤身の肉やササミ)、魚(カツオやマグロ)、大豆(豆腐や納豆)、卵、乳製品(チーズ)等に多く含まれます。
《ビタミンやミネラル》
栄養素の代謝を助け、肝臓を修復する働きがあります。中でもビタミンA、E、Cは、抗酸化作用もあり肝臓の機能を高めるには有効です。ほうれん草・かぼちゃ(ビタミンA)・ナッツ類・アボカド(ビタミンE)、ブロッコリー・いちごなどの果物類(ビタミンC)・きのこ類・海藻類等に多く含まれます。
《タウリン》
肝臓の働きを高めます。アサリ、シジミ、タコ、エビ等に多く含まれます。
《セサミン》
肝臓の働きを高め、保護する働きがあります。ごま等に多く含まれます。
~協会けんぽ福岡支部 メールマガジン 2021年6月30日発行より