■腸内環境に気を遣うべし 腸に優しい食べ方を取り入れるべし
・よく噛んで食べる
よく噛むと唾液腺が刺激され、唾液の分泌が促進されます。唾液にはでんぷんをブドウ糖に分解する消化酵素が含まれています。また、噛むことで食べたものを口の中で柔らかくし、腸の消化を助けます。
・冷たい物は控える
冷たい物を食べると、体が冷えてしまいます。すると血行が悪くなり、腸の働きが低下して下痢や便秘になりやすくなります。また、消化酵素の働きも悪くなり、消化不良を招くこともあります。
・腹八分目を心がける
食べた物がどんどん腸に送り込まれると、腸はオーバーワークになり、十分な働きができなくなります。食べすぎは肥満のもとになります。腹八分目の食事を心がけましょう。
・食べてすぐ寝ない
食後すぐに寝ると、胃や腸の消化活動がまだ続いているため、眠りの質が低下。また、夜間は消化酵素の分泌量が減るため、胃腸が消化吸収されないことも。食事は寝る2～3時間前までにすませて。
～classA 薬局の健康情報紙 ライフ 2022年2月号より
