2 体にどんな影響があるの?
糖化は老化を促進する
糖化したたんぱく質は、時間がたつとAGEs(終末糖化産物)に姿を変えます。AGEsは細胞や臓器に炎症を誘発し劣化させ、老化を促進します。
老年病の発症リスクを高める
皮膚細胞がAGEs化すると、たるみやシワ、シミ、薄毛などが多い老け顔に。ほかにも心臓病や高血圧、骨粗しょう症、アルツハイマー病、白内障など、老年病を発症しやすくなります。
AGEsとは?
AGEsは糖化によって生成される最終的な悪玉物質で、一度蓄積されると、容易に体外に排出されません。たんぱく質の1つであるコラーゲンが糖化されると、皮膚や骨、血管にAGEsが蓄積されます。
~classA 薬局の健康情報紙 ライフ 2022年6月分より