基本の食べ方
●朝しっかり食べる
私たちの体のほとんどの組織には、1日のリズムを刻む体内時計が備わっています。腸にも体内時計があり、朝食をとることで腸の体内時計がリセット。便意も起こりやすくなります。
●よく噛んで食べる
よく噛むと消化酵素のアミラーゼなどを含む唾液の分泌が促進。また、食物が小さくなることによって消化管で吸収されやすくなります。満腹中枢が働いて食べすぎ防止の効果も。
●寝る3~4時間前に食事を済ませる
食後にすぐに寝ると、就寝中に胃や腸に大きな負担をかけます。食べ物の消化・吸収が終わってから寝るのが理想です。そのためには寝る3~4時間前に食事を済ませましょう。
●腹八分目を心がける
お腹がいっぱいになるまで食べると、胃や腸はたくさんの食べ物を消化するために、オーバーワークになりがちです。食べすぎは肥満や糖尿病の原因にもなります。腹八分目を心がけて。
~classA 薬局の健康情報紙 ライフ 2022年9月号より