入浴の効果はさまざま。その効果をもたらす注目の作用が3つあります。
▮温熱作用
温熱により血管が拡張して血流がよくなり、酸素や栄養素分が体のすみずみまで供給され、新陳代謝がアップ。また、温まることで神経の過敏性が抑えられ、慢性的な痛みが改善される効果も。
▮水圧作用
お風呂に入ると体全体に水圧がかかり、体を締めつけます。特に湯船の深い位置にある下半身は水圧の影響を大きく受け、血液が心臓へ押し戻されやすくなり、血液循環がよくなります。
▮浮力作用
お湯に浸かると浮力が働いて体重は約10の1になります。その結果、関節や筋肉にかかる重力の負荷が減少し、関節や筋肉の緊張が解きほぐされ、心身ともにリラックスします。
~classA 薬局の健康情報紙 ライフ 2023年1月号より